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タクシー・ドライバー (Taxi Driver) 1976 年 アメリカ映画
久しぶりにコラムを書きます。

今回は自分の視点で気になったので、同じ部分を付いて申し訳ないが、またもやデニーロの出世作になった作品!タクシー・ドライバーを書きましょう。


























そもそもこの作品見たのは私が30歳過ぎてからで、正直あんまり見る気がしなかった。

気味の悪いトーンのバイオレンス作品のイメージしかなかったからです。

実際見たら...確かにそれが目立つ作品ではあるが本当に言いたい事は別の部分の気がします。

それは主人公のトラビス・ビックルの抱える病=孤独が作品の全体像でそこにとても共感出来ました。

まずはトラビスの簡単な説明、海兵隊上がりの彼はタクシーの運転手の仕事を手にしニューヨークの街で働く。















休みの日は映画館に出かけ(ポルノ映画)毎日を淡々と過ごす日々、ある日自分に不釣り合いの美人の女を見かけ一目惚れしてしまう。

イザコザを起こし、彼は自分の掃き溜めフラストレーションを彼女の働く選挙事務所の候補パランタイン議員暗殺へ切り替えて実行そして失敗。

次に自分の身近に居る一人の少女(売春婦)の為に取り巻く元締め達を容赦なく殺し続ける...話です。




















タクシー・ドライバーと言えば!↑ の写真の様なシーンが頭に浮かぶが、これは映画の表の部分でこの裏にある彼の心理を考えれば、もっとこの映画の深さ悲しさを理解出来てなぜ?この作品が現在も名作と評価されてるかに改めて気付くはずです。

それは今の私を含めて沢山の人間が感じる孤独がテーマになってる所が大きい。

分かりやすいシーンがある。トラビスが銃を持って心の中でもがいてるこのシーン。
















今はテレビがインターネットに変わっただけで、何も現在と変わっていない。

私もインターネットをよくするがこのツールを使って心からやりとり出来てるか?心から救われるか?コミニュケーションの手段と、とらえるならば何て薄っぺらい物だと私は感じる。便利だけど。

この映画のトラビスの様に自分を示したい!行動を起こしたい!となれば内容は置いといてまだ救いようがあるが、現在の人間は行動さえ起こさず、ひたすら陰にこもって外へ出ない大人が多い気がするので今の方が深刻だと思う。

この脚本を書いたポール・シュレイダー(Paul Schrader)と言う男はこの映画の様に当時、離婚、映画協会を追放され、八方ふさがりだった事をインタビューで答えている。

映画の中でのトラビスは決して現実に参考になる答えを出していないが、ポールはこの後この映画の脚本で注目され高い評価を得ることになる。

これはある意味作品よりも立派な生き方を選んだ事になる。

ポール自身は孤独をプラスに変えて映画の中でアピールして沢山の共感を得た。成功したのだ。

映画は少し疑問を引きずって終わるが現実の方が収集が多く、私の意見だが映画の出来事より脚本家の人生の方が勉強になった気がした。


勿論!そこに命を吹き込んだ主演のロバート・デニーロ、監督のマーティン・スコセッシの功績も無茶苦茶大きい!それはそうだが...。













この映画の中にある映像センスの高さ!バーナード・ハーマン(Bernard Herrmann)のテーマのカッコ良さ!若い人にもっと!そこに共感して下さい!そしてこの映画に惚れてもっとこの作品の裏に有るまだ駆け出しだったスター達のドラマを見て欲しいと思います。

それを含めて、まずはオープニングを見て下さい!



さらに!この映画の大ファンの私はトラビスが実際着てるTシャツを買っちゃいましたv(゚ー^)
 




















author:Yasushi O.guro, category:洋画, 20:25
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