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栄光のルマン LE MANS  1971年 アメリカ映画
大抵の有名作品がブルーレイに移植されてる。昔の作品がどれ位のクオリティで画像が綺麗になるんでしょうな〜。そこは本当に楽しみです!私が買うのはまだ先やろうね。

以前も書いたように DVD=映像特典付き ブルーレイ=映画のみ みたいに区別を付けてくれたら消費者は買い易いのに...。(ちなみに本作はブルーレイのみ映像特典付き)

最近、ここ数年、なぜか盛り上がってる本作品。映画自体が?残念ながらそうじゃない。

私は何度も見たんだがこれぞ名作!...とは言えません。かと言って私個人は時々見たくなる不思議な作品。 

今回は栄光のルマンを紹介しましょう。


























私はDVDで見たんだが画像の綺麗具合は中々悪くない!私の家には小さいホームシアターがあって本作は5.1chサラウンドなので充分この位で堪能出来るんだわ。

さてと、何から始めて良いやら...。

ハッキリ言って言いにくい!言っちゃ悪いが大した話じゃないんです。

この時期レースに造詣の深かったマックィーンが自身のプロダクション(ソーラープロ)の全財産をかけて(当時800万ドル)作った本格レーシング・ムービー。

フタを開けてみれば映画は大ヒットまで行かず、失敗のレッテルを貼られソーラープロは解散、マックィーン自身の懐もかなり痛手を負う形になったと言われてる。

もともと監督はマックィーンの恩人ジョン・スタージェスでスタートしたのだが私の持ってるDVDの監督クレジットはリー・H・カツィンと言う方になってる。

実は製作中からマックィーンとスタッフの間で意見の相違が何度も起こり結局スタージェスとは本作で喧嘩別れ...長い付き合いだったプロデューサーのロバート・H・レリアとも本作で終わり。

作品発表後、本人は私生活でニール・アダムスと離婚し今まで支えてくれた大事な恩人を結果的に全て無くした格好になってしまった。




















自信も天狗になって人の話に耳を傾けない、映画の中での進行はマックィーンが目指すレース中心のドキュメンタリー形式、スタッフが目指すレースは二の次、人間ドラマ、恋愛が中心、の物語が一緒になって結果どちらにも取れない、内容になってしまう。

元々当時はレースと言うモータースポーツが真っ盛りの時代でこの手の作品が本作以外に多数発表されている、フランケンハイマーのグランプリ(1966)マックィーン自身の永遠のライバル、ポール・ニューマンのレーサー(1969)が筆頭かね?(私はそれ位しか知りまへん...)

だったらそれに負けないカーアクションの代名詞!の様な作品に彼は徹したかったのでは無いでしょうか?事実彼の映画デビューはニューマン主演の配役程度の作品、彼の目標はポール・ニューマンの壁を超えるのが目標だったのは有名な話です。(ようやく肩を並べたのがこの3年後のタワーリング・イン・フェルノ)




















私の観た感想だがスタッフの目指した人間ドラマの方は淡々と行われレースの方も映画らしいデフォルメされた感じも無く本物のレースを最高のカメラアングル!で撮られた様な印象の映画です。

前々作のブリットで見せたこれぞアクション映画!のらしさは本作品には見られない。

何かフランス映画を見てるかのようにセリフよりミシェル・ルグランの音楽が際立って個人的には「これは、これで良いんじゃないかなぁ〜」と思えてしまう。

リアルタイムで見たなら感想は違ったかも知れないが私はこの雰囲気、結構好きだ!

勿論これは映画なのだからもっとドラマや見せ場を作るべきなのだが今になれば映画はもっと自由な感覚で沢山作られているのでこれでも充分ドラマを見せてくれてると思う。

マックィーンが大スターだけに映画は娯楽!の王道らしさは感じて貰えなかったかも知れないね。

色々情報を植え付けられて見た私の思う事は結局どちらの感情も不服のまま進行した感じがします。


しかし!ブリットが公道でのカーアクションなのだとしたら、これは当時最速のカーアクション!クラッシュシーンは本当にエグイ!頻繁に起こる訳でもなく、たった一回!ここがホント良かったです!


後年になって作品でマックィーンの使用してたポルシェ917k これはホンマ洗礼されててカッコいい!




















そして彼の劇中使用してたタグホイヤーのモナコ、去年そのまま復刻されて何と完売!私は買いたいけど高くて買えまへん...。























そして彼の着ていたレーシングウェア、さすがに白は、このお方しか似合いませんが、これなら私にも買えましたので買っちゃいました!(ソーラーレーシングのパッチ入り!の大好きなウェアです。)




















当時の彼がセレクトしたモノがいかに先見の眼があったか!洗礼されてるかが最近になって注目されてこの作品が再評価された。...何とも不思議な作品の印象が個人的にはします。

そう言う意味もあって映画も改めて観る!買う!のも良いんじゃないでしょうか?


一人のハリウッドスターが全財産を掛けてレーシングムービーと言うジャンルの伝記的な作品を作った!(作ろう!と挑戦した?)内容も硬派な感じだし、もっと作品自体も認められても良いんじゃないでしょうか?

私はスティーブ・マックィーン中毒なので、多少意見は偏ってるかも知れませんがそんな気持ちで一杯の映画です!


まずは最新のブルーレイ予告編を。



次に復興版モナコのコマーシャル。現在も活躍するドライバー、ルイス・ハミルトンとCG共演でこれがカッコいいんだ!



author:Yasushi O.guro, category:洋画, 16:19
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