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燃えよドラゴン ENTER THE DRAGON 1973年 香港映画
実際この映画、何ベン見ただろう...。男ならそうなる筈だと思う。

今の中年(私も含めて)リアルタイムでないファンにも受け継がれた。

なら今の学生の子達はどうか?今の女の子達はどうか?

そんな人達も是非!見て欲しいと思う。なぜか?アジア人でハリウッドの主演を張って作品を世界中で大ヒットさせたのはハッキリ言ってこれだけしかない!今でこそアジア人が海外に進出してるのはザラだがこれは1973年の話だ!

ジャッキー・チェンも崇拝する格闘技のカリスマ、今回はブルース・リーの「燃えよドラゴン」を紹介しましょう! 


























まずは話をザックリ書きたいと思います。

香港で格闘技の指南を務めるリーの元へあるオファーが来る。それは離島で数年おきに開催される格闘技トーナメントだ。

それを主宰してるのはボスのハン、それだけなら何も問題は無いのだが、実際その場で行われてるのはアヘンやヘロインの生産、密売が実態で証拠が掴めていない政府や警察側は手を拱いてる状況。













そこでスパイとして送られるのがリー、あまり乗り気でない彼が何故オファーを受けたか?理由は二つあり、ハンとリーは同じ少林寺の門下。麻薬に手を染め、袂を分かった彼を許す事が出来なかった。

そしてリーの妹が死んだ背景にはハンのチンピラ共が関係していて、数人の男に囲まれ強姦を拒んだ彼女は最後に自決を選んでしまう。(それをリーが言われるまで知らなかった事は正直言って無理があるど〜?とは思うが...(^○^) )

二つの個人的な理由に後押しされ、ハンの主宰するトーナメントに参加するリー。

他には興味本位で数人の男が参加する。私の大好きな「ビッグ・マグマム77」にも出演したジョン・サクソン。













そして実際、国際空手選手権ミドル級優勝の経歴を持つジム・ケリー。













そしてリー作品でもおなじみのボブ・ウォールも出演している。

同じ名目で一足先に送られた女スパイ、メイ・リンの情報も手伝って確実にハンの実態を掴んでいくリーだが...。てな話。




















今回、私が言いたいのはこの作品のリーの背景を書きたいと思う。

まずこの映画の企画がリーの元へ届いた時には本人は別の作品(死亡遊戯)を撮影していた事。

当初のシナリオのタイトルは(Blood & Steel)これを良しとしないリーはタイトルにドラゴンと付ける事をリクエストしたと言う。

出演がハリウッドからと言う事もあって死亡遊戯の撮影はいったん中断。燃えよドラゴンの撮影に入る。

死亡遊戯も何遍も見たのだがメイキングでも本番でもリーは相変わらず表情に活力があり元気がみなぎってる。

ところが、燃えよドラゴンは話が進行して行く内にリーの表情、削ぎ落とされた見事な肉体が恐ろしい位に変化していく。

ただでさえ痩せてる彼がさらにやせ細って、そこに筋肉が付けられてるモノだから誰もが憧れる脂肪が無い理想の体型かも知れないが、ここまで行くと実際恐い。













撮影自体も難航していた。(エキストラからの無駄な喧嘩の相手、撮影中のアクシデントでの大怪我)なども手伝ってリー本人も苛立っていて、この頃から原因不明の頭痛に悩まされていたと聞く。

それを力に変えて鬼の形相で作り上げたこの燃えよドラゴンは、正義の味方と言うよりは獲物を食い殺す猛獣の様なリーが印象的な作品になっている。

付け加える意味で ↓ の写真を見て欲しい。これが全ての撮影を終えリーの最後のアクションシーン、雄姿だ。














比べたら一目で分かるが身体は更にやせ細り表情も疲労が見える。

健康でないのは誰でも分かる位になっている。そりゃそうだろ。人間あれ程の殺気が続く訳がない!

しかしここでも彼は立派に完成されたアクションを見せてくれる。

この作品が日本で公開された時には本人は既に故人となっており日本は勿論、世界中で大ヒットしたのは有名な話だ。

しかし当初は数分がカットされたバージョンが出回ってしまい、それが一般的なのだがDVDやリマスターされたビデオが販売された時に特別版と名前が変わり、リー本人が試写を見て納得したバージョンで現在は見る事が出来るのは、ファンとしてはとても嬉しい。


最後に何故これを見て欲しいかと言うとブルース・リーと言う男は良い意味で殺気と迫力が漲(みなぎ)ってる男だった。こんな男は今でもいない!

この男なら一回りもデカイ男を相手に打ち負かす事か出来る!と思わせてくれる。事実、彼のフォロワー(門下生)にはあのスティーブ・マックィーンやジェームス・コバーンなどが居る。

それはなぜか?理由は彼は本物なのだ!アクションを演じる役者では無く、本物の剛腕格闘家なのだ!

















同じアジア人として、こんな男が居たと言う意味も含めて今の若い人にもこれは見て欲しい!「アチョー」にとらわれずに男の生き様として私はお勧めします!

今後も格闘技のバイブルになり続ける事を心から望んでいます!

余談になりますがこの映画の中で唯一のエロい女役で出演してたアーナ・カプリ(Ahna Capri)さんが最近亡くなられた事はちょっとショックでした...。
http://en.wikipedia.org/wiki/Ahna_Capri


ではいつもの予告編。



そして有名な奇跡の共演!ブルース・リー VS ジャッキー・チェン!



author:Yasushi O.guro, category:洋画, 17:24
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